2018年5月23日水曜日

◆忙しいのにヨナス

 ハンス・ヨナスという哲学者についてはそんなに詳しくなくて(じゃあ誰についてだったら詳しいんだ、と言われると困るけど)、ただ、現代思想と倫理学のからみで名前はよく目にしていました。

 例えば映画「ハンナ・アーレント」で登場しましたし、あと加藤尚武の著作にも名前が出てきました。大学のとき、恩師の講義でも名前が出てきたことがあって、その時は自然法の系譜に位置づけられていたと思います。

 ただ、どこで得た印象だったかは忘れましたが、ハンス・ヨナスという人の哲学は宗教色が強いというイメージがありまして。それで、なんとなく取っ掛かりを見つけられずにいました。

 でも最近『ハンス・ヨナスを読む』という本を読みまして。日本人による解説書なのですが、何気なく目を通していて、やっぱりヨナス哲学は本当に「これでいい」のかよくわからんな…と思っていたら、ある個所で急に惹きつけられる部分がありました。

 詳しくは書きませんが、僕が普段考えていることと、ピタッと一致する部分を見つけたのです。

 あれっ、ハンス・ヨナス、意外と気が合う……?

 というわけで、今までの縁のなさから一転して、急に主著を読みたくなってきたのですが、いかんせん値段が高い。いつものことです。

 まあなんですか、忙しい時期に限って、ややこしい本を読みたくなるというマーフィーの法則のような話です。