2018年5月5日土曜日

◆「次の一歩ノート」

 最近、実験的にやり始めたものの中に、自分で「次の一歩ノート」と呼んでいるものがあります。

 なんてことはないのですが、よくカレンダーに予定を書き込むときに、「⇔」っていう左右の矢印を書き込んで、〇日から〇日までの予定、と書いたりしますよね。あれをもう少し大きくしたものです。

 ノートの見開きに、タテに8本、線を引きまして。タテ一列につき1日、とします。

 で、さらにど真ん中にまっすぐ横線を引く。下半分に、1日ごとの予定を描き込みます。

 それから、上半分には、先述したような「⇔」的な予定を書き込みます。タテ線を貫く形で、ヨコ線で矢印を引くのです。

 キモはこの、上半分の「⇔」の予定。まず、矢印のスタート地点に、その予定のスタートということを書き込んでおきます。

 こうすれば、その「⇔」の予定のスタート日と、その期間あるいは期限は一目瞭然。しかも、先に引いたタテ線のおかげで、この「⇔」が「何日間」なのかもすぐ分かります。

 ただ予定を書き込むだけならこれで終わりですが、期限がある仕事や作業の場合、何日ずつ分割して作業を終えるか…ということを前もって決められるわけです。1日1日を貫くヨコ線に沿って、「この日はAの作業をやる」「この日はBの作業をやる」と書き込んでいきます。

 すると、タテ一列ごとに、「その日に済ませるべき予定」が明確になってきます。

 で、その日のうちに済ませられなかった予定は、「⇔」に沿って、翌日の列にまた書き込んでおくのです。

 これを毎日ちょこちょこと繰り返していけば、「やるべきことスケジュール」が、同時に「やったこと・やれなかったことの記録」にもなります。

 こうやって文章で書き表してみると、何も新鮮なことはないんですけどね。

 でも、ある本を読んでこのやり方をひらめいて、自分でやってみたら目からうろこでした。利点がたくさんあります。以下、思いつくままにその利点を挙げていきます。

1・ノートの見開きを使うので、ただのカレンダーに書き込むみたいに、狭い空間に無理やり書き込まずに済む。

2・見開きで「10日分」というのは、ひと月のおよそ3分の1。この「10日をひと固まり」としてスケジュールを考えていくのは、人が一カ月のスケジュールを立てる上で、だいたい把握しやすくてちょうどいい分量なのだそう。

3・さまざまな「期間・期限」を可視化し、1日1日やるべきことや、やれなかったので翌日に先送りにするものをその都度書き込んでいくので、作業ごとの進捗状況をひと目で把握できる。

4・あとで見返した時に、どの時期にどんな作業を行ったか、あるいは行えなかったかがひと目で分かる。

5・さらに応用すれば、少し先の仕事を前もって済ませておけるように、あらかじめスケジューリングしておくことが可能。しかも自動的に「毎日の作業」に落とし込める。

 以上、こんな感じ。

 このノートの名前を「次の一歩ノート」にしたのは、期限付きの作業や、一定期間の間に済ませておきたい作業を先送りにせず、「明日、次の一歩として何をするか」を書き込めるからです。

 作業を一気にやると考えると気が遠くなることがありますが、「次の一歩」であれば踏み出しやすいものです。で、このノートなら、「⇔」で期限設定しておきつつ、そうした「次の一歩」を毎日の予定に書き込んでいけます。しかも、くどいですが、その進捗状況も毎日チェックできる。なかなかいいアイデアだと自分では思っています。

 まあ、使っているうちに不便さが分かってきて数日で投げ捨てる…ということもあるかも知れませんが。

 でも、今までたくさんのハウツー本を読んで蓄積されてきた方法論が、ひとつの形で結実したような気がしています。仮にこのやり方でまた挫折したとしても、次にまた、さらにいいやり方を思い付くことでしょう。

 個人的に、「次の一歩ノート」という名前は、まだどことなくスケジュールに追われているような気がしますので、やや不満です。いっそのこと、スケジュールに対して先回りして「次の手を打つ」ことができるくらい仕事上手になって、「次の一手ノート」と呼べるようにしたいところです。