2016年4月17日日曜日

◆山形市の中華料理屋「竹林坊」の衝撃


 山形市に「竹林坊」という中華料理屋があります。ここの、麻婆豆腐が載っているラーメンが大変おいしかった。

 否、おいしかったというよりも、衝撃的だったと言うべきでしょうか。もともと麻婆豆腐そのものは特に好きではなく、とにかくこの店のは評判がいいので食べてみた――という感じだったのです。

 衝撃を受けたのは、その「辛さ」。

 日本の中華料理やラーメンで「辛い」というと、大抵は唐辛子の辛味です。でもこの麻婆ラーメンには花椒が使われているのか、唐辛子とは全く違った味わい。花椒はよく「しびれるような辛さ」と形容されますが、僕は首から上がジーンと熱くなるような感覚でした。

 唐辛子の辛味は、僕は不得手です。スパイスの効いた料理自体は好きなのですが、あまり唐辛子を使われると、口の中は痛いし腹痛は起こすしで、体調まで悪くなる。体質的に、辛党ではないんですね。「辛(から)い」が「辛(つら)い」になってしまう。

 ところがこの麻婆ラーメン、そういう「辛(つら)さ」が全然ありません。辛(から)さは感じるけれど、痛いとか苦しいとか、そういうのがない。スパイシーなので体は熱くなるし汗もかくけど、口の中は全然痛くなくて、いくらでも食べたくなる、そういう辛味でした。

 なるほどこれが麻婆豆腐の本来の(ものに近い?)味付けなのかな、と一人で納得です。「麻」の字は麻薬の麻に通じているだけあって、この漢字が使われているものはクセになってしまうものが多い、と聞いたことがありますが(麻雀とか)、これなら麻婆豆腐も確かにクセになるわ…と思いました。

 食後も、辛いものをお腹一杯食べたはずなのに、だるさが少ない。むしろ血行がよくなって全身がスッキリいい気分でした。

 こんな中華料理、初めてです。

 あとこの店、餃子がめちゃくちゃおいしい。

 僕は餃子が何より好きですが、別にこだわりはなくて、冷凍ものでも美味いと思いながら食べています。それでも、ここの餃子は群を抜いてうまい、と感じました。ニンニクも入っていないようですし、気後れすることなくいくらでも食べられます。これを食べた後では、そこらへんにあるラーメン屋の餃子は、もうお金を払って食べる気にはなれません。

 あまりに衝撃的だったので、次の週も食べに行ってしまいました…。

 これは余談ですが、僕は辛いものを食べると、おかしいんじゃないかというくらいにドッと汗をかきます。鼻水もどんどん出てきて、もう汗をふきふき、鼻をかみかみ、我ながら鬱陶しいくらいに落ち着きのない食事になってしまいます。

 この店の麻婆ラーメンを食べた時も、まさにそれでした。しかし通常の汗のかき方とは全然違っていました。ヒリヒリする辛さはないのに、肩から上の体液が全部噴出するのではないかというくらいにドクドク汗が出て、首の後ろから垂れてくるほどでした。ハンカチ必須です。

 さらに言えば、2回目に行った時はかるく運動した後だったので、もともと血行が良かったためか、ラーメン食べながら鼻血を噴きました。

 食べると体が健康になり、鼻血まで噴いてしまう…。これか!『鉄鍋のジャン!』に出てくるような中華料理って、こういうのだったのか!!と、心から納得しました。

 今後、この店の料理はすべて制覇するつもりです。

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