2015年12月8日火曜日

◆群雛文庫「超能力カメラマン内木」シリーズについて(その3)

 5日から販売スタートした、〈群雛文庫〉のうちの一つ「超能力カメラマン内木」シリーズ第一巻。購入はこちらからどうぞ


 今日の文章は、昨日の続きです。この作品を創りながら考えたことを、書きます。

『め組の大吾』を読んだのがきっかけで、いろいろ決まったことがあります。

①主人公はヒーローにしない。
②メインは謎解き。
③派手なアクションは、文章だと分かりにくいので入れない。

 この方針を、自分に課しました。

 さらに、発表に際して『月刊群雛』という媒体を活用させてもらったことで、締め切りやページ数などの条件も加わりました。物語を「水戸黄門」などのようにパターン化したのも、媒体を考えた上でのことです。

 その結果――作品として上手くできているかはともかく――無駄の少ない作品に仕上がった、とは思います。

 もちろん、アクション少なめの謎解き小説と言っても、安楽椅子探偵方式は採用しませんでした。それでは退屈すぎます。ですので、主人公がちょっとだけ動くようにしました。

 あくまでも「ちょっとだけ」です。ですから、今回文庫に収録されている話でも、派手な人命救助シーンなどはあえて描きませんでした。

 で、その「動き」というのは、主人公の身体的なものに限りません。人間関係の「動き」もあります。

 ですから、寺村早香というキャラクターは必要でした。

 キャラクターが最初は決まらなかったのですが、『イタコに首ったけ!』に登場していた彼女を再登場させたら、うまく動いてくれたので助かりました。一般的にそうなのかは知りませんが、僕の場合ツンデレというのは動かしやすいようです。

 また、物語のクライマックスで、急に視点が変わるのも、ある意味で「動き」です。

 主人公の動きだけをだらだら描写しても、読み手や書き手は疲れるだけですからね。口飽きしないように、スイカに振りかける塩、みたいな意味合いで、このやり方を採用しました。

 このやり方、元ネタは『バキ』です。「その時の状況について彼はこう話す――」というやつ。

 さて、明日は何について書こうかな。語りすぎのような気もしますが。

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