2015年11月17日火曜日

◆つりビットの魅力

 これまで僕は「アイドルにハマる」ということは一切ありませんでした。今もそうです。

 でも、別に嫌いというわけではありません。シンプルに、アイドルだろうが何だろうが、その歌手の歌っている歌が好みかどうか、を判断基準にしているだけです。

 それを踏まえての話ですが、最近アイドルグループの「つりビット」の歌がとても好きです。

 ずっと前に、ブックオフでFISH ISLANDという歌を耳にしたのがきっかけで、気に入りました。

 このグループが、ごく一般的なアイドルと一線を画しているのは「メンバー全員釣り好き」で、「釣りアイドル」という属性を全面に押し出しているところです。

 ホームページなどを覗いてみると、メンバーの誰それはどんな魚が好き、とか詳しく書いてあります。

 僕の知っている、AKBとかモー娘のような一般的なアイドル像と比べればイロモノ感があります。

 あるいは、こういうイロモノ感を出すことによる差別化も、アイドル戦国時代においては珍しくもないのか。また、「釣りアイドル」という属性も、どこまでメンバーたち本人が望んで前面に出しているものなのか。そこまではよく分かりません。

 ただとにかく、「釣りアイドル」という属性が加わることによって、僕にとっては面白いと思われる歌が結構たくさんある。そういうことです(僕は釣りそのものもまったく関心がありません)。

 先に挙げた、AKBやらモー娘やらは、アイドルの見本あるいはお手本のような感じですよね。いかにもアイドル、という感じでガチガチに凝り固まっています。

 一方でつりビットは、アイドルと釣り、という、まったく無関係のものを掛け合わせるという、今までなかった(と僕は思うのですが)形態のアイドルです。

 アイドルと政治を掛け合わせた制服向上委員会なんかもそうかも知れませんが、こういう掛け合わせを行うことで、ガチガチのアイドル像からちょこっとはみ出す形になっているのは、面白いですね。

 いわばA面とB面です。A面では、真っ当なアイドルっぽさを前面に押し出しています。でもB面では、魚やら釣りやらの歌を熱唱している。一見するとなんじゃこりゃ、となりますが、考えてみれば「つりビット」と言っているくらいなのだから、B面の方が本質とも言えるわけです。

 アイドルの形を取りつつも、その型にガチガチにはまるつもりもない。そういうスタンスが、かえって僕のような非アイドル好きのような層も取り込みうる、広い裾野を作っているのではないかと思います。

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