2015年3月2日月曜日

◆筋肉少女帯『蔦からまるQの惑星』


 最近よく聴いている一枚。

 筋肉少女帯は中学くらいからそれなりにずっと聴いていますが、このアルバムは比較的ライトで、わりと万人向けかも?

 で、ネット上で他の人の感想を読んでみると、やっぱり同じように感じた人が多いらしい。

「これは今までの筋肉少女帯の作風とは一線を画すもので、この変化が気に入る人もいるかも知れないし、離れていく人もいるかも知れない」

 という意見が趨勢を占めるようです。

 僕なんかは、今までとは確かに違うけれど、それはそれとして楽しめました。小説を創作する上で、筋少の歌詞ってインスパイアされることも多いのですが、今まで同様、それもありましたし。

 これは僕が、純粋に根っからの筋少のファンではないという事情もあるのでしょう。

 昔から心底ファンだという人は、変化に耐えられない、のかも。

 中途半端なリスナーの方が、「ああ、なるほどこういう風に変化したのね。ふむふむ」と言いながら聴いていられる、のかも知れません。

 人生全体として考えたとき、どっちのスタイルが幸せかと言えば、後者ではないかと思うのですがどうでしょう。

 人間の手になるものである以上、変化というのは必ずありますからね。それに耐え切れないのは、自分自身が成長しなくなっているという風に言えるとも思います。

 別に「俺の方がより柔軟な姿勢で筋少を聴いているぜ!」みたいな優越感を示そうというわけではないのです。

 ただ、「作風が変わったからがっかりだ」と言葉にすることで、自分で自分を不幸にする必要もないと思うのです。