2014年12月2日火曜日

◆竜巻避難の盲点(東北人の場合)

 天気予報で、今日は竜巻が起きるかも知れない…という場合、よく言われることがあります。

 発達した積乱雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹いたり、という予兆を感じたら「すぐに頑丈な建物の中に避難して下さい」というものです。

 でも、少し考えてみると、「気がついたらすぐ頑丈な建物の中に避難する」のって、すぐに実行できるのはごく一部の人のような気がします。

 もっと言えば、都会の人向け。

 東北人向けじゃありません。

 僕ら東北の人間は、ふだん、車で外出しているか、屋内にいるかのどちらかですからね。

 屋内にいる場合はまだいいのですが(アメリカくらいの竜巻になると、やわな建物では無事で済まないんでしょうけど)、車で外出している場合は、竜巻に対してはまず無防備です。車ごと飛ばされちゃいそう。

 一方、車を使わずに電車やバス、徒歩で移動することが多い都会の人は、気がついた時にとっさに頑丈な建物に避難することができそうです。

 特に徒歩なんて、その意味では本当に便利です。気がついたらパッと手近なところに入ればいいんですから。都会はビルだらけなので、そういう場所には困らなさそうです。

 車の場合はそうはいきません。頑丈な建物を探して、駐車場所を探して、停車して、車から下りて、それから移動です。竜巻はどんどん迫ってきます。

 だから、よく言われるように「すぐに頑丈な建物の中に避難する」のは少なくとも東北人向けではないと思うのです。

 怖いなあ、竜巻。