2014年11月27日木曜日

◆「失敗を恐れるな、常識を疑え」は半分ウソ

「失敗を恐れるな、常識を疑え」という言い方は、よく耳にします。

 まあなんですね、こういう言い方自体が「失敗を恐れず常識を疑う」ということを実践しているかのように見えて、実はわりとありきたりの言説になってしまっています。「常識的」です。

 失敗を恐れず常識を疑うことにも、タイミングとかセンスが必要です。

 頭の悪い人が、失敗すると思わないで非常識なことをやらかしたって、DQN扱いされるのが関の山。

 例えばノーベル賞とかを取った人が、こういうことを言うとサマになるのですが。残念ながら、どんな場合でも、失敗を恐れず常識を疑うことが正しいとは言えません。

 では、そういう場合に正しいと言えるのか……。先にタイミングとセンスが必要と書きましたが、これも漠然としています。

 もう少し詳しく書くと、「失敗を恐れず、常識を疑う」ことを自分自身にも適用させることが必要です。

 失敗を恐れずに常識を疑っている自分もまた、疑うべき常識のひとつかも知れない。そう考えながら行動することです。

 最初に、こういう言い方自体がわりと常識的でありきたりだと書きました。だからこれも疑ってしまった方がいい。

 たぶん、そこまで徹底すれば、いい結果になることでしょう。

 基本的に、この言い方は、センスのある人が結果論として口にしてサマになるもので、これから何かやろうという人が金科玉条化してもあまりいいことはありません。