2014年10月5日日曜日

◆『月刊群雛』10月号発売&既刊宣伝!

 ご無沙汰してます。今日は、僕の作品が掲載されている『月刊群雛』の宣伝をします。

まずは、こちら。最新号の10月号です。

(bccks版)

(Kindle版)

これに掲載されている『A県自動車道二時四十五分』は、かれこれ2年くらい構想を温めていた題材をやっと形にしたものです。

予知能力を持ったカメラマンが、これから起こる災害を止めるために奮闘するというお話。

機会があれば、シリーズものとして今後も掲載していきたいです。

ここから下の一覧は、それ以前に刊行されたものをまとめました。

こちらは8月号。『光速文芸部』シリーズの短編で、『トライアル&ラブレター』という作品が載っています。

(bccks版)

(Kindle版)

ラブレターの取り違え騒動をきっかけに、濡れ衣を着せられてしまった男。彼の無実を証明するために、「真犯人」である高柳錦司はどのようなロジックを見せたのか――。

バークリーの『トライアル&エラー』のオマージュみたいなものです。「無実の人を救うため真犯人が自分の有罪を証明しようとする」というシチュエーションで、一度は小説を書きたいと思っていました。

これは6月号。同シリーズで『夢のうちに想ひぬ』という作品が載っています。

(bccks版)

(Kindle版)

主人公たちの先輩が、毎晩のように同じ夢を見るという。その夢にはいつも一人の少女が現れ、意味不明のメッセージを残していく。そのメッセージを解読することで、主人公たちは夢と少女の正体を突き止めようとする――。

これはあれです、『九マイルは遠すぎる』。

ただ実際に書いてみると、示された暗号を純粋に解読するだけで推理を構築するのって本当に難しいですね。

言葉だけの純粋な分析を、いわば言葉の「内側」だけでの分析とするなら、僕の場合は「外側」からの設定を持ち込まないと、推理を先に進めることができませんでした。分析だけではなく綜合が必要だったというか。裏口から不純物を持ち込んだというか。

でも思い出してみると、ケメルマンも米澤穂信もそういうところがあったし、仕方ないかなと考えています。

そして4月号。これはノンシリーズで、『学園祭』という作品が載っています。

(bccks版)

(Kindle版)

高校時代のトラウマに束縛され続けてきた男が、十五年ぶりに訪れた学園祭。彼はそこで何と出会い、何を体験するのか。半ば私小説で、アンチ青春小説とでも申しましょうか。

今のところ、これで全部です。

『月刊群雛』は毎月発売していますが、一話完結の単発の短編は、一人の作家につき2ヵ月にいっぺんしか載せられないルールになっています。ですから僕の作品の掲載ペースは4・6・8・10月号と、今のところなっております。

今後ともどうかお見知りおきを。

ちなみに4月号で公開した『学園祭』ですが、現在私家版の電子書籍化を計画中です。雑誌掲載時の3倍くらいの文字数になって、たぶん近いうちにamazonで売り出しますのでよろしくお願いします。その時は、無料キャンペーンもやるんじゃないかな。