2014年9月7日日曜日

◆書店に行くのがつらい

 書店に行くのは好きですが、本棚を眺めていると、あれもこれもと欲しくなるのが辛いです。

 読書術のハウツー本などを読むと、大抵「本は読みたいその時に即座に買え」ということが書かれています。これはまったくもって同感で、読みたいと思った瞬間は新しい知識を蓄えるチャンスなんですよね。人間の感覚なんていい加減なもので、その瞬間が過ぎると、もう全然読みたくなくなっている、なんてこともありますから。

 ただ、漫画や文庫本や新書くらいなら兎も角、ハードカバーの書籍を「読みたいと思った瞬間に即買いする」のは簡単なことではありません。

 一冊二千円以上ともなると、どんなに欲しい本でも、一瞬頭の中で財布との相談を行なわずにはおれません。

 ハードカバーと文庫で同じ作品があった場合、文庫を購入するのもいいんですけどね。

 でも、ハードカバーはハードカバーの魅力があります。

 その作品のイメージとして、ハードカバーで買わないとしっくり来ないということもありえますから。

 例えば僕は、どうしても古い思想書の類いはハードカバーで読まないとしっくりきません。

 そういうのは岩波文庫などでたくさん出ているし、僕も何冊か持っていますが、こういった類いの本の「じっくり」読む感じと、文庫本の手軽さというのは僕にとってはミスマッチです。

 だから『世界の名著』シリーズなんて、ブックオフで見かけるとつい買い込んだりします。

 まあ世界の名著シリーズなら図書館にもあったりしますけど。

 そう、「書籍を購入できないなら図書館で読めばいいじゃない」という選択肢もあります。

 もちろん僕は図書館のヘビーユーザーに属する方だと思うので、本をよく借りて読んでいます。

 でも、本好きにとっての「書店の快楽」と「図書館の快楽」って違うんですよね。

 何が違うのかはうまく言えませんが、書店の品揃えの論理と、図書館の品揃えの論理は明らかに違っています(単に新刊の量の違いかな)。

 要するに、書店のハードカバーの本には、その時だけの魅力があるということです。そういうのを逃さずに、読みたい本をその場で買えるような身分になれたら最高なのですが。

 みんな、そこんところ、どうしてるんでしょう。