2014年6月9日月曜日

◆直会(なおらい)

 うちの会社には年に一度、株主総会みたいな大きなイベントがあります。

 で、その集まりのあと、偉い人たちで集まって食事会を行なうのが慣わしです。

 その食事会の名称なのですが、「直会(なおらい)」と呼ばれておりまして。

 初めてそれを聞いた時は、え? と耳を疑いました。

 直会って、今は使われていない民俗学用語だという認識しかなかったのです。

 調べればすぐ分かりますが、直会というのは、祭事の後で、お供え物を神前から下ろして、それを参会者で食べるというものです。

 まあ要するに儀式の後の食事会ですね。

 仏壇のお供え物は、仏前から下げて食べるものです。またお正月のお雑煮も、本来は神前から下げたものを調理して食べたりするものです。そういう古いやり方と直結しているのが、直会。

 僕は入社してすぐ、この言葉を聞いて「え?」と思ったので、たぶん学生の頃に民俗学の本で目にしていたのでしょう。

 山形県の中でも、僕が仕事で走り回る範囲はそう広くありません。でも自分の活動範囲内でも、こういう昔ながらの面白い言葉や習慣がたくさんあります。わくわくしますね。