2014年1月25日土曜日

◆山梨県韮崎バイパスバス・トラック衝突事故(1968年)

 1968(昭和43)年5月15日のことである。

時刻は午前3時30分、一台のバス(山梨交通観光)が国道20号線韮崎バイパス(山梨県韮崎市韮崎町高河原)を走行していた。

乗っていたのは、参考資料によると「東山梨郡大和村立大和中」という学校の修学旅行参加者たちである。内訳は3年生の生徒が30人と教師3人、運転手2人と添乗員1人で、彼らは午前2時30分に出発したばかりだった。

(※参考資料によると、とわざわざ書き加えたのは、この中学校がどこにあったものなのか確認できなかったからである。検索してみたところ、大和村立大和中学校」は鹿児島に現存するものだけがヒットしたが、東山梨郡とはかつて山梨県に存在した郡だそうな。)

そこへ、三郷運送という運送会社のトラックが突っ込んできた。バスの前部右側に激突し、車体の壁面を剥ぎ取るほどの衝撃だったという。

この衝撃によって、バスの椅子が6つ外に投げ出された。おそらくこれらの椅子に乗っていた人だろう、以下の6名が亡くなった。

3年A組担任の女性教師(51)
男性の教頭(45)
男子生徒3人(14)
バスの交代運転手(33)

悲惨な話である。ちなみにぶつかってきたトラックは、愛知から町田に向けて走行中だった。引越し荷物を運んでいたのだ。

運転していたのは19歳。なんと無免許だった。事故現場から2キロほど手前で、それまでの運転手と交代したばかりだったのだ。「走れ走れいす○のトラック~♪」どころの話じゃない。そんなのにハンドル握らせるんじゃないよ。

【参考資料】
◇ウェブサイト『誰か昭和を想わざる』
http://www.geocities.jp/showahistory/history03/topics25d.htm