2013年9月5日木曜日

◆集中力を保つ方法

 勉強や、何かの作業をするときに、「集中力を保つ」にはどうすればいいでしょうか。

まず一番に思いつくのは「余計な雑音をシャットアウトする」ということです。となると、手段として有望株なのは、「耳栓」ということになりますね。

とはいえ、それだけには限りません。

皆さん、仕事や家事や読書などで、ごく普通に「集中」することはあると思います。ふっと、意識がそっちに注ぎ込まれて、周囲の雑音も何も聞こえなくなってしまう。そういう瞬間が、たまにほんの少しくらいはあると思います。

そういう状況のことを思い出してみると、別に耳栓がなくても集中はできる、ということが分かります。

要は、意識や気持ちを、集中できる方向へ持っていってやればいいのです。

言うなれば、耳栓もそうした手段のひとつです。そして実態として、人によっては「音楽をかけた方が集中できる」「テレビをつけていた方が集中できる」と言ったりもしますね。

つまり人それぞれなのです。集中するには、もちろん無駄な雑音はないほうがいい。でもそれは、何一つ音がないということを必ずしも意味しません。当人にとっては雑音ではない音によって、他の余計な音をシャットアウトするという方法もあるということです。

例えばセミの鳴き声を、外国人は「うるさい」と感じることが多いそうです。でも日本人は、セミの鳴き声の中に「静けさ」を感じるような精神的土壌があります(人によるので一概には言えないでしょうけど)。何を雑音と感じるか、そしてどんな状況を静かと感じるかは、それぞれなんですね。

だから、自分が一番集中できる状況を、改めてよく考えて「発見」してみて下さい。

もちろん耳栓でもOKですが、おそらく「音楽をかける」というのもかなりイケると思います。

ただ、どんな音楽をかけるといいか? には全体的な傾向はあるように感じます。

まず「聴き慣れたものであること」。

BGMとしてかけていても全然新鮮に感じなくて、存在そのものが気にならないくらいに聴き慣れている。そういう音楽は、当人の意識を刺激しない程度に空間を埋め尽くしてくれるので、ちょっとした雑音なら意識しなくなるかも知れません。

そして「あまりうるさくないもの」。

まあ、これは一概には言えないでしょうけどね。イージーリスニングがいいという人もいるでしょうし、ハードロックがいいという人もいると思います。ただ、総じて「刺激の強い」音楽は、そうでない音楽よりも集中力を乱しやすい、ということは言えると思います。全体的には集中できていても、本当に頭を使わないといけない瞬間には、邪魔になるかも知れない。

同じ意味で、「日本語の歌詞の音楽」ではない方がいいんじゃないかな、と僕などは想像しています。洋楽みたいに、何言ってるのかよく分からないものの方が、言葉が耳に入ってこないと思いますので。

というのは、僕も邦楽をBGMにしながら作業をすることはありますが、「ここぞ」という時は音楽を止めて頭をひねることが多かったからです。

本気で集中して考え込んでいるときに、日本語の音楽がかかっていると、言葉が頭に入ってきてしまうんですよ。自分の意識の状態が変わったせいか、それまでBGMだったものがちょっと邪魔に感じられてしまう。でも洋楽なら何言ってるか分からないし、こういう時に邪魔になりません。

以上です。

ちなみに僕が一番「作業用BGM」として愛用しているのは、これです。グローバー・ワシントンJr.のアルバム。