2013年4月22日月曜日

◆閉架書庫の本の運命


 また秋田市の写真です。これは駅前の風景ですね。てゆうか、先日の「緑屋」を撮った場所から角度を変えただけかな。

 図書館の本、それもいわゆる「閉架書庫」のものについて、思いを馳せることがよくあります。

 この「閉架書庫」という言葉は全国共通なのでしょうか? 比較的読まれなくなってしまった本などを収納しておく場所です。ここにある本を読むには、図書館の職員さんに頼んで持ってきてもらうしか方法はありません。

 ここに収納されている本は、検索で引っかからない限り、二度と日の目を見ることはないと言っても過言ではありません。

 もう少し厳密に言うと、以下の条件のどれかに該当しないと見つけ出されることもないまま、処分されるまで閉架書庫の中で一生を終えるということです。

1・タイトルが有名
2・作者が有名
3・図書館の中で「関連書籍」のデータベースが充実している
4・あるテーマにおける「定番」として職員さんがよく知っている

 全部、検索の問題なんですよね。

 県立図書館あたりのレベルになると、検索の機械も充実しているし職員さんの腕前も確かです。ですから今まで眠っていた本が閉架書庫から出されてくることもあるかも知れません。

 でも、残念ながら市立図書館くらいのレベルになるとそうもいきません。例えば僕が「日本文学の人称の歴史について調べたいんですけど」と言うと、職員さんは真っ正直に「日本文学」「人称」「歴史」あたりのキーワードで調べることになるでしょう。

 実際には、それくらいならこっちもとっくに検索していますからね。

 別に職員さんのレベルについて嘆いているわけではありません。ただ、閉架書庫に眠っている本の多くについて、ひたすら「もったいないな」と思っているだけです。