2013年4月16日火曜日

◆天童市の中古CDショップ「BM」について(思い出話)


 ひどい写真ですが、これもいつかの夕食。右から、何かのから揚げ、ご飯、味噌汁でしょうかね。

 皆さんは、BMというお店をご存じでしょうか。

 BMとは、かつて山形県天童市に存在した中古CDショップです。

 僕と同じ三十代以上の方なら、ミュージックショップてんどうはもちろん覚えておられることでしょう。

 BMは、中古CDショップにして、このいわば「新品CDショップ」であるミュージックショップてんどうの筋向いで営業するという、神をも恐れぬいい度胸のお店でありました。

 店の規模は小さいも小さい、マッチ箱もいいとこでした。小さなアパートの一室がそのままお店になっただけで、おそらく8畳もなかったのではないでしょうか。

 中には、恰幅のいい20~30代の男性がひとり。おそらくあれが店主だったのでしょう。一度このBMに足を踏み入れると、せま~い店内でこの人とふたりきりの状態で商品の物色をしなければならず、今思い出しても居たたまれない空気のお店だったと思います。

 またこの店主が、当時まだ十代だった僕から見ても味があるというかなんというか、まあ独特のキャラでありました。商売慣れした口調で腰は低く、だけど笑顔はあまり見せないのです。したたかな商売人という雰囲気でした。

 会計の時には、CDのキズなどを念入りにお客に確認させるという、独特の販売スタイルは今でも印象に残っております。「中古品なのでキズの状態などを確認して下さい」という感じの決まり文句があって、それでお客にも納得してもらった上でご購入いただく、というスタイルだったんですね。

 とにかくそんな個性的な販売スタイルだったので、お客を選ぶお店だったと思います。耐え難い人は耐え難かったんじゃないかな。

 だけど十代の頃の僕は、このBMには非常にお世話になりました。おそらく当時の天童市民の中でも、比較的こまめに通ったほうだったのではないでしょうか(実際、僕が店に行っても他のお客がいたことはあまりありませんでしたし)。

 なぜならこのBM、当時の天童市周辺にあった中古CDショップの中でも最強レベルに価格が安く、しかも品揃えも信じられないほどマニアックかつ豊富だったのです。

 当時の僕は、雑誌のワッツインを毎月購入しつつもメジャーシーンからは一歩距離を置いており、同年代の人が誰も知らないようなアーティストを発掘することに喜びを感じておりました。そんな僕にとって、このBMはほとんど天国と言っていいお店だったのです。

 今日は時間がないので、ここまで。