2013年1月4日金曜日

◆「雑煮っこ」と呼びますか??

 お正月気分も、もうそろそろ終わりですね。

 ところで皆さんの住む地域では「お雑煮」あるいは「お雑煮の具材」について、何か別の呼び名はありますか?

 僕の実家では、「お雑煮の具材」のことを「雑煮の子」と呼びます。

 この言葉、僕はごく当たり前の共通語だと思っていました。そう、この記事を書くつい数分前までそう思っていました(笑)

 だけど人から言われて、調べてみたら、これは確かに一般的な言葉ではないようです。なにせ、具材の意味での「雑煮の子」ではほとんどヒットしませんから。

 ただ、ちらりと見かけたブログでは、「お雑煮」のことを「ぞうにんこ」と呼ぶと書いてありました。

 あと、これは共通語っぽいですが、似たような言葉として「芋の子」というのがありますね。里芋のことです。

 それから秋田ですと、単語の後ろに「っこ」をつけたりする習慣があります。お茶ならお茶っこ、という形ですね。

 ですから雑煮を「雑煮っ子」と呼ぶのも、ありえなくはなさそうです。

 柳田國男が『西は何方』で、コという言葉について書いていたのを思い出します。蚕のことをオコサマと呼ぶのも、苺のゴなども、全部「コ」という音でひと括りにしてました。

 その本の中ではっきりと結論は書いていませんでしたが、それを読んだ僕はこう考えたものです。コという音は、日本人にとって「小さくて細かくて大事なもの」を指すものだったんじゃないかな、と。

 たとえば「子ども」なんて明らかにそうですし。

 男の娘と書いて「おとこのこ」と読むのも、そういう感覚の名残りじゃないかな。そもそも「娘」と書いて「こ」と読むのは当て字だと思うのですが、わりと当たり前に使われているのは、日本人に昔から備わっているコに対する感覚のなせる業なのかも知れません。

 とまあ、そんなことを考えさせられた「雑煮っ子」でした。

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