2012年6月22日金曜日

◆僕にとって美とはなにか

「美学」にはっけこう興味関心があります。

といっても、美学とはなにを研究対象に定めた学問なのか、いまいちよく分からないんですけどね。

学生時代に入門書じみたものも何冊か読みましたし、最近もヘーゲルの『美学講義』を読んでいます。

でも、そのほとんどはピンときませんでした。どれもこれも、昔の絵画とか詩とか彫刻とかを研究対象にしていて、実を言えば僕はそういうのはあまり興味がないのです。

じゃあ僕はなぜ美学に興味があるかというと、「美を愛でる気持ちの源泉はなんだろう?」という疑問が根本にあるから、らしい。

らしい、というのは、最近になってそれを自覚したからです。

基本的に、自分のことしか興味がないナルシストなんでしょうね。芸術作品を愛して研究するのではなく、自分の内面に関心があるだけなのです。

だいたい、過去の芸術作品を分析して「美」を抽出しようとしても、その芸術作品に対して感情移入していなければ、その抽出された「美」にはピンとこないものです。

ある芸術作品が美しいのは、鑑賞する人の美の観念がそこに投影されているからです。

もちろん完全に主観的なわけではなく、みんなが「美」とか「美しい」とかいう共通の観念もあるわけで、そういう共通したものも探っていきたい。

ほとんど子供っぽいと言ってもいい、哲学的には基礎中の基礎みたいな構図ですが、まずはそんな感じで追究してみたいですね。

蛇足ですが、「美を愛でる気持ちの源泉」を突き止めて、自分でコントロールしたいんですよ。もう31歳だというのに(8月には32歳)、女性の中に萌え要素を見つけては「アニー」の主人公みたいに口から心臓を飛び出させているこの病気をなんとかしたいのです。